Google Workspace / Gmailを利用してWordPressからメールを送信する

2022.03.26 2022.03.28

メールはGoogle Workspace / Gmailを利用していて、WordPressサイトでGmailを使っているメールアドレスを設定している場合、WordPressからの通知メールやContactForm7などフォームプラグインで設定した送信先へメールが送信されない場合があります。

日本のレンタルサーバーでWEB/メールを利用している場合は特に問題はないかもしれませんが、WordPressからメールが送信できない場合はSMTPを設定してみてください。

GmailではなくホスティングサービスのメールサーバーでWordPressサイトからメールが送信されない場合は、サーバー環境、メール設定、フォーム等の設定、迷惑メールフォルダなどに入ってるかなどのチェックは最低限しておくとよいでしょう。

WP Mail SMTPプラグインでGmailの設定を行う際に、Gmail APIClient ID Client Secretの情報が必要になります。

WP Mail SMTPプラグインのメーラー選択のOther SMTPで設定する記事もありますが、2022年3月現在ではGmailで設定する必要があります。

大まかな流れとしては以下の2つとなります。

Google Workspaceを利用している場合は、次のGoogle Cloud Platformでプロジェクトを作成するに進んでください。

Google Cloud

https://cloud.google.com/gcp/

Google Cloud Platformを利用するには以下の情報が必要となります。

  • Googleアカウント
  • クレジットカード情報
  • 電話番号

Google Cloud Platform

https://console.cloud.google.com/

1.Google Cloud Platform にアクセスする

Google Cloud Platformにアクセスすると、利用規約の同意を求められます。
同意して続行」ボタンで進みます。

2.プロジェクトを作成する

同意すると、Google Cloud Platformのダッシュボードに飛ばされますので、「プロジェクトを作成」ボタンでプロジェクトを作成します。

プロジェクト名を入力し、場所を選択します。
プロジェクト名は任意の名前で良いので「My Website Project」などでよいでしょう。
場所はGoogle Workspace側で組織部門が設定してあると表示されるので選択します。特に選択肢に表示されない場合は「組織なし」で進みます。

1.Gmail APIを有効化する

検索ボックスで「Gmail API」と入力し、MARKETPLACEのところにから「Gmail API」を選択します。

Gmail APIを「有効にする」ボタンで有効化します。

2.認証情報を作成

認証情報を作成」ボタンで進みます。

認証情報の種類

APIは「Gmail API」を選択。アクセスするデータの種類は「ユーザーデータ」を選択し、次へ進みます。

OAuth同意画面

アプリ名は「WP Mail SMTP」などわかりやすい名称を入力し、ユーザーサポートメールには「Google Workspace / Gmailのメールアドレス」を入力します。アプリのロゴは省略可能なので空白で大丈夫です。
デベロッパーの連絡先情報はお持ちの「メールアドレス」を入力し、「保存して次へ」で進みます。

スコープ

スコープは省略可なので飛ばします。

OAuthクライアントID

アプリケーションの種類は「ウェブアプリケーション」を選択し、名前は「SMTP – example.com」などわかりやすい名称を入力しておきます。
承認済みのJavaScript生成元の「URLを追加」ボタンで入力ボックスを表示し、WordPressのURL「https://example.com」などを入力します。
承認済みのリダイレクトURIには、WP Mail SMTPプラグインのGmail設定で表示されている「許可されたリダイレクト URI」の「https://connect.wpmailsmtp.com/google/」を入力し「作成」ボタンで進みます。

認証情報

完了」ボタンで作成は完了です。
クライアントIDには作成されたIDが表示されていますが、シークレットIDも必要になるので別画面で情報は確認します。

左上にあるハンバーガーメニューからAPIとサービスに移動し、認証情報を確認します。
OAuth2.0クライアントIDの項目に先ほど作ったクライアントID名が表示されているので、名前または編集ボタンをクリックします。

WP Mail SMTPプラグインの設定で必要な情報

WP Mail SMTPプラグインの設定で、クライアントIDクライアントシークレットIDが必要になるので、控えておきます。

WordPressサイトにWP Mail SMTPプラグインをインストールし有効化します。

プラグインを有効化するとセットアップウィザードが起動するので、指示に従いながら進めていきます。

SMTPメーラーを選択

Google / Gmailを選択し「保存して続行」で進みます。

メッセージが表示されますが、「了解して続ける」で進みます。

メーラー設定を調整する

ここでGoogle Cloud Platform側で作ったGoogle APIの認証情報(クライアントID / クライアントシークレット)を入力します。
入力したら「Googleと連携」ボタンを押してください。

Googleへのログインを求められるので、Google Workspace / Gmailのメールアドレスでログインし、下記画面で「許可」を押します。

問題がなければ、認証成功となります。

これで連携が完了したので、フォーム名にメールの送信者名を入力します。
送信元メールアドレスは、送信元となるメールアドレスを選択し、「保存して続行」で進みます。

有効にするメール機能は任意の項目をチェックし進むと設定完了です。

設定が完了したら、WP Mail SMTPのメールテストでメールが送信されるか確認してください。

Gmailのセキュリティは日々きびしくなっているので、ある日突然メールが送信されなくなったなど、トラブルに頭を抱えることもあります。ですが、対応方法を知ってしまえばそこまで戸惑うこともなくなりますね。
困っている方の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人
今西 昭男
フリーランスのディレクター兼WEBサイト制作者です。
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